オンライン集結タイムは" ゼロ-イチ"の場所~アフターコロナの場づくり3つの視点


今日は、

いまはやりのオンラインで研修やってみた

な話。


コロちゃんな毎日、いかがお過ごしでしょうか。

わたくし、フリーランスの研修講師という身、

見事に3月からお仕事がほぼ全部吹っ飛んでおり、

絶賛「フリーランス」の波に乗っております🌊


コロナ禍(←この表現は一体どこから来たの??そしてコロナカって読むのね)

の中にいる私ですが、

ご多分にもれず、電車には乗らず、1日中画面の向こうの誰かと

話していることが多くなっている今日この頃です。

(たまに画面の向こうに誰もいないときがあるから怖い)


4月は新入社員研修の時期。

各社、一斉に入社してくる新入社員の対応を

3月は日々刻刻と状況が変わる中、

人事の皆さんの対応が本当に大変で

次々と集合研修延期、4月中はすべてオンラインで研修!

と切り替わっていきました。


いろいろな方がオンライン研修やオンラインMTGの極意などを

多数アップされているので、コツなど詳細はそちらにお譲りしますが

研修屋さんとしてzoomワークショップを実施してみた感想と

アフターコロナの研修やワークショップがどうなっていくのか!

を勝手に書いてみたいと思います。



急遽来た、明日からリモート!


今回ご一緒したのは、あるメーカーさん新入社員7人の研修でした。


2日間の、仕事の基本を学ぶ、体感ワークモリモリのコンテンツ


人数が少ないこともあり、

また、非常に重要なテーマでもあり、

対面で実施しましょう、ということで

世の中の状況を見ながらもなんとか1日目は対面で実施することができました。

(本当に担当者さんの努力のおかげ・・・



が、しかし



研修終了10分前の17:20、

にわかにバタつく事務局席…。



「くすのきさん、ちょっと…」

と小声で後ろから研修中に手招きされ、

急ぎ受講者の皆さんにグループワークを言い渡して部屋から出ると


「明日からリモートのお達し出ました」


との一言。



なんと、2日研修の1日目を終え、2日目が急遽オンラインに!

(想定できたけどね…ツメが甘かった)


初日終了後に担当者さんとベンダーのプロデューサーさんと

夜な夜なオンライン化に向けてコンテンツの仕込み直し。。。

プログラムの組み換えから、zoomの操作方法まで1晩総出で試行錯誤したのでした。




研修ってさ、実は詰め込みすぎじゃね?

いまどきスマホ慣れしていて

PCかつオンラインでのやり取りなんて全く慣れていない新入社員の皆さん。


まずはzoomに全員つなげられるのか、

そして操作説明、

1時間に1回は休憩、

などなど、細かい運営を想定すると

とにかくコンテンツが詰め込めない


担当者さんも私も受講者も初めての経験。

とにかく、

体感ワークをオンラインに切り替えられるか

いろんな角度から検討もしてみたのですが、

ここはいったん当たり前とリスクはすべて捨て、

オフラインでの場を再現するのではなく、

本来最低限身につけてほしいことを3つに絞り

繰り返しできる簡単なワークと解説資料を織り込んで、

操作に慣れることも含めて15時くらいまででいったんやってみましょう、

と、全面見直し。


当初コンテンツの半分くらい削り、プログラムを組み立てました。



結果、



たっぷり17時くらいまでかかってしまい(;'∀')

結果的に同じ時間で扱えたのは

半分から2/3くらいの情報量でした。



なぜかというと、

受講生が理解できたかどうか、反応を見ながら進めるからなんですね。

つまり、みんなが理解できていることを確認しながら

話すスピードもいつもよりゆっくりめに進行。


でもね、きっとこれが本来あるべき姿なんじゃないかなぁ。

おそらく普通の研修、もりもり組み立てるけど

受講する側は途中で他の事考えたりとか

意識飛んだりとかして、大概理解なんかできるはずがないのだ!!

対面研修は、詰め込みすぎているんだ

と痛感させられました。



みんなの目線の高さが同じだとカタリバ的になる

zoomて、みんなの顔が並ぶじゃないですか。

こんなかんじで↓↓


講師と受講者に高低差が無い。

これが、結構じわじわ場づくりに影響していました。


よく、zoomだとみんなの顔が見えてる、と言いますが


よく考えると、普通の研修て、

講師は立っていて、受講者は座っている。

受講生から見える景色って、ちょっと講師を下から見上げる角度になるんですよね。

これってめちゃくちゃ盲点でした。


さらには、

たいていの場合事務局は彼らの後ろに、前を向いて座っている。

ベンダーのサポートしてくれるプロデューサーも同じ。

何ならたいがいPCの画面の向こう側の顔は受講生からはほぼ見えない…( ゚Д゚)


あれって、けっこう威圧的だし

なにしに来てるのかな、って思わせるんだよね…。

間違いなく心はその場にいないことが多いし、

受講生の島と事務局席の間にはうっすら境界線がある。



でも、オンラインだと全員同じ高さにいるのね。

受講生同士も、島をまたぐと背中で感じてるほかの島の人の気配を

全部正面から受け止めてる。


まさに

「高低差ゼロ空間」



これがなんかものすごい一体感を生む。

受講生同士はもちろんなんだけど、事務局サイドも一メンバーになるんですよねー。



それで、起きたこと。


受講者の質問に答えていたら、いつの間にか全員議論になって

まるでしゃべり場か学級会のようになる。

ここでいう全員議論には、

事務局も、プロデューサーも入ってくるんです。

「1年目の時ってどんな失敗してましたか?」

とか

「好きなことを仕事にするってどうしたらいいですか?」

とか。


それがまたすごいいい話になる。

化学反応がすごい。


これは高低差ゼロの空間に生まれるイチ以上の効果。

いままで対面研修で感じたことの無い初めての空間でしたよね。



もちろん、いろんな要素があったと思います。

1日目に私も含め全員対面していたし、

私がお会いする前に彼らは数日一緒に対面で過ごしていたから

その関係性の土台が出来上がっていたのは大きかったと思います。


とはいえ、

この「高低差ゼロ空間」は、オンラインの(zoomの)すごーく良い点だなと実感。



話す量がゼロイチになるのは普段の関係性による

これはその辺でもよく言われていることですけども。


同時発言のワチャワチャと、

お隣同士のコソコソがないのはちょっと残念ですよね。

ブレイクアウトセッション(少人数で部屋を分ける機能)を使ったとしても、

画面に映る人が10人から3人に減るだけで、

基本発言はイチかゼロになりがち。


ただ、これは、

普段の関係性によるものが大きい

かもしれません。

ストレングスコーチで、一緒にアメリカに行った仲間たちとは

10人集まってオンライン勉強会してても、

(画面上は豆粒(笑))

まぁ、みんなわーちゃーしてても全く気にならないし

オンライン感はあんまりないのですよね。


お互いのことをよく知っている間がらだと、

かなり普段の環境に近い感じでオンラインでも場が進むし、

誰も指示を出さなくても、

誰かがしゃべり始めるとみんな黙ってミュートにしたりとか。

リテラシーとも絡むのかもしれませんが、

でもそれ以上に

「この人のツボがどこにあるかを知っている」

という関係性は電子を超えるのだなぁ、と。